
1か月の海外留学は、特に大学生の夏休みや春休み留学で人気があります。夏のアイルランドは涼しく、春でも日本の東京と変わらない気温なので暮らしやすいためおすすめです。
1か月間、アイルランドに留学する場合、学校費用や国際航空券代、渡航後の生活費などを含めて¥734,000(2025年7月)の留学費用が必要になります。
このページでは、1か月のアイルランド留学に必要な費用の詳細や他の英語圏と比較して本当に安いのか、具体的な数字を元に詳しく解説しています。
アイルランドに1か月留学すると得られるメリットや注意点やおすすめの学校も紹介します。
他の英語圏と比較しながら、1か月留学の行き先を迷っている方はぜひ最後までお付き合いいただき、アイルランドを候補に挙げていただきたいと思います。
アイルランド留学は他の英語圏に比較すると安いのか調査してみた

海外留学の行き先選びをする際、気になるのが費用。アイルランドは英語圏の中でも費用が安いと言えるのでしょうか?
留学費用を比較するため、世界各地に校舎を構える語学学校EF Education Firstの費用を参照してみます。
世界各国・各都市には、費用が比較的安い語学学校から、充実した施設や高度な教育メソッドを提供するやや高額な語学学校まで、さまざまな選択肢があります。
そのため、国ごとに異なる語学学校を選ぶと費用に差が出てしまい、不公平になる可能性があります。そこで、アイルランド・ダブリンをはじめ、世界中に校舎を展開している語学学校EF Education Firstを採用しました。
ただし、フィリピン、セブ島には、EFの校舎がないため、セブ島で人気の高い語学学校CPILSに参加(平日4コマのマンツーマンレッスン+4コマのグループレッスン、学生寮2人部屋で1日3食のビュッフェ付き)する際の費用で算出しています。
また、比較表の費用には、以下の料金が含まれています。
- 学校申込金
- 英語レッスン費用(平日の午前または午後のみの半日、フィリピン・セブ島はマンツーマン4コマ+グループレッスン3コマ)
- ホームステイ相部屋、朝・夕食付(フィリピン・セブ島は学生寮2人部屋、1日3食ビュッフェ付き)
- 往路、各空港でのお出迎えおよび滞在先への送迎
国・都市 | 費用 |
---|---|
アメリカ ニューヨーク | ¥635,400 |
カナダ バンクーバー | ¥423,800 |
イギリス ロンドン | ¥501,400 |
オーストラリア シドニー | ¥471,000 |
ニュージーランド オークランド | ¥473,000 |
マルタ | ¥396,600 |
フィリピン セブ島 | ¥344,000 |
アイルランド ダブリン | ¥461,800 |
上記の比較表から、フィリピンやカナダ、マルタほどではないものの、アイルランドも学校費用が非常にリーズナブルな国であることがお分かりいただけるかと思います。
1か月(約4週間)のアイルランド留学に必要な費用を項目別に紹介します

それでは実際、アイルランドに1か月留学するとどのくらいの費用が必要になるのでしょうか?
学校費用やアイルランドまでの国際航空券、渡航後の生活費や渡航前にしか加入できない海外留学傷害保険の金額まで、1か月のアイルランド留学に必要な費用をそれぞれ紹介します。
1か月のアイルランド語学留学に必要な学校費用を比較表にしてみた
アイルランドに1か月留学する場合に必要な学校費用を調べて比較表を作成してみました。
以下の学校費用比較表は、弊社でご紹介しているアイルランド国内にあるおすすめの語学学校の費用を以下、一覧にしてみました。
なお、以下の金額を含む料金一覧となっています。
- 学校申込金
- 英語レッスン費用(平日の午前または午後のみの半日)
- 各学校が手配するホームステイ(個室、朝・夕食付)での滞在費用
- 学校が指定するアイルランド空港でのお出迎えおよび滞在先への送迎費用
以下の費用は2025年7月時点での海外送金レート(T.T.S)にて算出しています。
上記費用は、学校の基本料金から算出し、100の位を四捨五入した金額です。
キャンぺーンお知らせページをチェックして、お得な割引がないか確認してみましょう。
この費用には、夏季(6月~9月)および年末年始にご参加される場合の追加料金は含まれていません、ご留意ください。
上記の比較表からお分かりいただけるように、アイルランドに1か月、約4週間の短期留学をする場合、語学学校に支払う費用は平均388,000円です。
アイルランド留学する場合に必要な国際航空券と渡航費用について
続いて、日本からアイルランドまでの渡航に必要な国際航空券がいくらくらいなのかチェックしてみましょう。
日本からアイルランドへの直行便は就航していないため、ダブリンをはじめとする目的空港まではヨーロッパや中東で必ず1回、乗り継ぎが必要です。
ヨーロッパ乗り継ぎ便をご利用になる場合、国際航空券費用は夏休みとなる7月半ばから8月お盆開け、または12月のクリスマス前から年末年始にかけては往復で約35万円、その他の時期でおおよそ約29万円ほど必要です。
一方、アラブ首長国連邦のドバイなど、中東乗り継ぎなら夏休みや年末年始の繁忙期で約30万円、その他の時期は約23万円に抑えることができます。
アイルランド留学に必要な国際航空券については別ページにてご案内していますので、ご一読ください。
現地渡航後に必要なアイルランドでの1か月(約4週間)の生活費用
アイルランドに到着した後、現地で留学生活を送るための暮らしてくための生活費は1か月だとどのくらい必要になると思いますか?
学校が手配してくれる滞在先(ホームステイや学生寮)を除き、平日に通学するための交通費やスマホなどの通信費用を含め、アイルランドでの1か月の生活費は104,870円ほど必要になります。
アイルランドでの生活費用については別ページで項目ごとにいくら必要になるか、詳しく解説しています。
アイルランド渡航前にだけ加入できる海外留学傷害保険の金額
もう1つ、アイルランド留学をする際に加入しておくべき海外留学傷害保険の費用を紹介します。
アイルランド留学中、病気や怪我などにより、病院で診察や治療を受けると高額な医療費が必要となります。その費用をカバーできるのが海外留学傷害保険です。
海外留学傷害保険は、日本を出発される前にしか加入できません。また、アイルランドにある語学学校の多くは、短期留学でも保険加入を必須としているところも多いです。
1か月のアイルランド留学に必要な海外留学傷害保険の費用は10,870円からとなっています。
海外留学傷害保険の重要性については別ページで解説しているので、ご確認ください。
1か月(約4週間)のアイルランド短期留学に必要な費用総額
ここまで紹介してきた1か月(約4週間)のアイルランド留学に必要な費用の総額は以下となります。
費用内容 | 金額 |
---|---|
語学学校 | ¥388,000 |
国際航空券 | ¥230,000 |
保険費用 | ¥10,870 |
生活費用 | ¥104,870 |
総額 | ¥734,000 |
参加する学校やプログラム、滞在方法、留学時期によって金額に差は出ます。ご希望の学校、滞在方法や渡航時期をお知らせいただけましたらあらためて金額をご案内いたします。
1か月のアイルランド留学を選ぶ際に抑えておきたいポイント

1か月のアイルランド留学を充実させるために、事前に知っておきたい3つのポイントをご紹介します。
短期1か月では英語力を飛躍的に伸ばすことはできないものの、アイルランド滞在中に確認できることや楽しむ方法、渡航後の留学生活に向けたポイントについて解説します。
自分の英語力を確認でき、英語の勉強方法を習得できる
短期間で英語力を劇的に伸ばすことは簡単ではありませんが、自分の現在の英語力を客観的に把握し、効果的な学習方法を見つけるという点で、1か月のアイルランド留学には大きな意味があります。
多くの語学学校では、受講前に英語力チェックテストが実施され、自分のレベルに合ったクラスに参加することができます。これにより、自分の苦手な分野(リスニング、スピーキング、文法など)を把握し、その克服に向けた具体的なアプローチを学ぶことができます。
例えば、リスニングに課題がある場合は音声教材の活用方法、語彙力が弱い場合は効果的な単語学習法など、専門の講師が個別にアドバイスをしてくれるケースもあります。こうした指導を通して「何を」「どのように」勉強すればよいかが明確になり、帰国後の自主学習にも活かせる点が魅力です。
さらに、学校でできた友人たちとSNSなどで英語で交流を続けることにより、実践的な英語力を維持・向上させることも可能です。留学を一過性の経験にせず、その後の学習につなげていく意識が大切です。
アイルランドの文化や習慣を知ることができる
アイルランドへの1か月の留学は、英語を学ぶだけでなく、現地の文化や習慣に触れる貴重な機会でもあります。
滞在する都市だけでなく、週末などを利用してアイルランド各地へ小旅行をすることが可能です。例えば、首都ダブリンではトリニティ・カレッジやダブリン城などの歴史的建造物を訪れることができ、アイルランドの豊かな歴史に触れることができます。また、コークやゴールウェイといった地方都市では、地域ごとの伝統や人々の温かさに触れることで、アイルランドの多様な文化を実感できるでしょう。
さらに、滞在方法としてホームステイを選ぶことで、現地の家庭での生活を体験できます。親切なことで知られるアイルランド人のホストファミリーと過ごす時間は、単なる観光では得られない深い学びとなり、異文化理解を深めるきっかけになります。
あらかじめアイルランドでの暮らし方を把握しておくべし
1か月のアイルランド留学を有意義なものにするためには、現地での暮らし方を事前に把握しておくことが大切です。
まず、日常生活で頻繁に利用する公共交通機関について調べておきましょう。アイルランドではバスや鉄道が主要な移動手段となっており、ダブリンでは路面電車「ルアス(Luas)」や近郊電車「DART(ダート)」も便利です。
これらをお得に利用できる「リープカード(Leap Card)」を購入しておくと、運賃が割引されるほか、複数の交通機関をスムーズに乗り継げるメリットもあります。
また、留学中の生活費の見通しを立てておくことも重要です。アイルランドは外食費が高めで、例えばランチ1回で10〜15ユーロ程度かかることも珍しくありません。そのため、スーパーやマーケットを活用して自炊を心がけることで、出費を抑えることができます。
- 食費:自炊を中心にすれば節約可能(ホームステイでもランチは自分で用意することが多いです)
- 交通費:リープカードや事前割引などのおトクな利用方法を確認
- 娯楽・旅行費:余裕を持って予算を確保
さらに、友人との外出や週末の小旅行、ヨーロッパ他国への短期旅行なども楽しめる可能性があるため、それらの費用も予算に含めて計画を立てておくと安心です。
アイルランド留学中の不安を減らし、学びと経験に集中できるよう、渡航前から生活面の準備をしっかり行いましょう。
1か月(約4週間)のアイルランド留学におすすめの語学学校をご紹介します
アイルランドでの1か月(約4週間)におすすめの語学学校を3校、ピックアップしました。
首都ダブリンだけでなく、留学費用がリーズナブルな他都市で人気の学校も紹介しています。
ECダブリン校

語学学校ECはアイルランドだけでなく世界各都市に校舎を構えています。
ダブリン校は、中心部の南側を流れるグランド運河沿いにあり、すぐそばにカフェやレストランもあります。
アイルランド渡航前、帰国後もMy ECというシステムを利用して英語の勉強ができるのも魅力です。
Cork English College(CEC)

アイルランド第2の都市、コークの中心部にCork Enlgish College(CEC)の校舎はあります。
ダブリンよりも日本人比率が低いコークなら、1か月、とにかく英語漬けの毎日を送ることいができるだけでなく、ダブリンよりもリーズナブルな費用で留学できます。
コーク中心部だけでなく、鉄道駅もすぐそばなのでお出かけに困ることがない学校です。
リムリック大学英語コース

アイルランド国立大学の1つ、リムリック大学では留学生向け英語コースを提供しています。
リムリックはダブリンやコークほど大きな都市ではないものの、こじんまりとした街の中心部にショッピングモールもあり、暮らしやすい都市です。
やはり地方都市なので日本人比率も低く、名門大学のオンキャンパスで英語を学べるのは特に大学生にとって嬉しい環境と言えます。
1か月(約4週間)のアイルランド留学に関する情報まとめ
1か月(約4週間)のアイルランド留学に必要な費用とメリットやデメリット、およびおすすめの学校について解説しました。
1か月(約4週間)のアイルランド留学の場合、首都ダブリンだけでなくその他の都市にある学校を選んでも、滞在中にダブリン観光を楽しむことができ、さらに日本人比率が少ない環境で英語漬けの日々を送ることができます。
渡航先選びに迷っていらっしゃるのであれば、是非一度、アイルランド留学シャムロックにご相談ください。
アイルランド留学シャムロックは、カウンセリングを含むご相談や学校手続き、アイルランドご到着後のサポートまで完全無料、最安値保証にてご案内しています。
アイルランド留学に関するご質問やお問合せを心よりお待ちいたしております。
この記事を書いた人

- 雄大な自然や歴史的な建造物が残るアイルランドに魅了されたスタッフがその素晴らしさを紹介するため運営しているアイルランド留学シャムロック。より多くの人にアイルランド留学をしてもらうため、留学業界10年以上のエキスパートがアイルランドの最新情報をお届けしています。語学留学だけでなく、大学進学や高校留学まで最適なアイルランド留学を提案いたします。
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