語学留学だと35週間が上限?その理由や必要な費用をご案内します

35週間(約8か月)のアイルランド留学

アイルランドへの長期語学留学は、35週間(約8か月)で一区切りとなっています。

これは、アイルランドの学生ビザ事情や現地の語学学校ごとに異なる長期留学プランの影響によるものです。

このページでは、なぜアイルランド長期留学は1年ではなく35週間(約8か月)なのか、参加する場合の費用がどれくらいになるのか、具体的に解説しています。

先に35週間(約8か月)のアイルランド留学に必要となる学校費用や国際航空券代、渡航後の生活費などを含めた総額を紹介すると、¥4,196,000(2025年7月)が必要です。

この金額の根拠となる各項目の金額に関する詳しい解説やアイルランドでの35週間(約8か月)の長期留学を選ぶ場合の注意点、さらにおすすめの語学学校も紹介しています。

ページ最後までお付き合いいただき、自分の目的に合わせた35週間(約8か月)のアイルランド留学を選びましょう。

35週間(約8か月)のアイルランド留学に必要な費用を他の英語圏と比較してみる

他の英語圏と費用比較をしてみる

35週間、約8か月の海外留学でアイルランドは費用が安い国と言えるのでしょうか?

英語圏のその他の国での留学費用と比較するため、世界各地に校舎を構える語学学校EF Education Firstの費用を参照し、比較表を作成してみました。

世界各国・各都市には、費用が比較的安い語学学校から、充実した施設や高度な教育メソッドを提供するやや高額な語学学校まで、さまざまな選択肢があります。

そのため、国ごとに異なる語学学校を選ぶと費用に差が出てしまい、不公平になる可能性があります。そこで、アイルランド・ダブリンをはじめ、世界中に校舎を展開している語学学校EF Education Firstを採用しています。

留学費用が格安なことで有名なフィリピンは、この比較表に含めていません。その理由は、フィリピン留学は最長でも24週間(約半年)までを選ぶ方が多く、フィリピンの各語学学校も基本的に24週間までのプランが多いためです。

フィリピンとも比較してみたい、という場合は25週間のアイルランド留学費用を紹介しているページをご覧いただくと、確認していただけます。

ご紹介する比較表の費用には、以下の料金が含まれています。

世界の学校費用条件
  • 学校申込金
  • 英語レッスン費用(平日の午前または午後のみの半日)
  • ホームステイ相部屋、朝・夕食付
  • 往路、各空港でのお出迎えおよび滞在先への送迎
国・都市費用
アメリカ
ニューヨーク
¥4,122,100
カナダ
バンクーバー
¥2,722,100
イギリス
ロンドン
¥3,222,100
オーストラリア
シドニー
¥3,122,100
ニュージーランド
オークランド
¥2,922,100
マルタ¥3,062,100
アイルランド
ダブリン
¥2,622,100

この比較表からお分かりいただけるように、アイルランドは、その他の英語圏よりも安い費用で語学留学できます。

それでは、学校費用を含め、35週間(約8か月)のアイルランド留学には具体的にどのくらいの費用が必要になるのか、項目ごとに詳しく解説していきます。

35週間(約8か月)のアイルランド留学に必要な費用を項目別に解説します

35週間(約8か月)の留学費用詳細

海外留学には、先に紹介した学校費用だけでなく、現地への渡航費用(国際航空券)や到着後、現地で生活するためのお金などの費用も必要です。

ここから、アイルランドに35週間(約8か月)留学する場合に必要な費用を、項目ごとに詳しく解説していきます。

アイルランドに35週間(約8か月)、語学留学するのに必要な学校費用について

アイルランドに35週間(約8か月)の語学留学をする場合に必要な費用を、学校別に調べて比較表を作成しました。

なお、以下の金額を含む料金一覧となっています。

世界の学校費用条件
  • 学校申込金
  • 英語レッスン費用(平日の午前または午後のみの半日)
  • 各学校が手配するホームステイ(個室、朝・夕食付)での滞在費用
  • 学校が指定するアイルランド空港でのお出迎えおよび滞在先への送迎費用

以下の費用は2025年7月時点での海外送金レート(T.T.S)にて算出しています。

学校名学費日本円
Cork English Academy€11,375¥1,943,000
Ulearn English School€13,950¥2,383,000
OHCダブリン校€15,420¥2,635,000
ELIダブリン校€14,280¥2,440,000
Active Language Learning€14,565¥2,488,000
City Language School€16,085¥2,748,000
University of Limerick Language Centre€16,120¥2,754,000
International School of Englishダブリン校€16,350¥2,793,000
Honor School of English€16,410¥2,804,000
TWIN English Centreダブリン校€16,555¥2,828,000
Cork English College€16,730¥2,858,000
DCU International Academy€16,840¥2,877,000
Delfin English School€17,080¥2,918,000
Atlras Langauge Schoolダブリン校€17,100¥2,922,000
The Linguaviva Centre€17,955¥3,068,000
ATC Language Schoolsダブリン校€18,355¥3,136,000
EFダブリン校¥3,062,100
Centre of English Studiesダブリン校€18,978¥3,242,000
Emerald Culrual Institute€19,115¥3,266,000
KAPLANダブリン校€19,595¥3,348,000
ECダブリン校€19,780¥3,379,000
ihダブリン校€19,925¥3,404,000
平均€16,026¥2,877,000

上記費用は、学校の基本料金から算出し、100の位を四捨五入した金額です。

キャンぺーンお知らせページをチェックして、お得な割引がないか確認してみましょう。

アイルランドの語学学校の中には、基本プログラムに25週間以上の案内をしていない学校もあるため、一部の学校については35週間(約8か月)の費用を表示していません。また上記の費用には、夏季(6月~9月)および年末年始にご参加される場合の追加料金や現地学校保険、プログラム終了後に受験必須となる英語試験費用は含まれていません、ご留意ください。

上記の比較表からお分かりいただけるように、35週間(約8週間)のアイルランド留学をする場合、語学学校に支払う費用は平均2,877,000円です。

アイルランド留学する場合に必要な国際航空券と渡航費用について

続いて、日本からアイルランドまでの渡航に必要な国際航空券がいくらくらいなのかチェックしてみましょう。

日本からアイルランドへの直行便は就航していないため、ダブリンをはじめとする目的空港まではヨーロッパや中東で必ず1回、乗り継ぎが必要です。

ヨーロッパ乗り継ぎ便をご利用になる場合、国際航空券費用は夏休みとなる7月半ばから8月お盆開け、または12月のクリスマス前から年末年始にかけては往復で約35万円、その他の時期でおおよそ約29万円ほど必要です。

一方、アラブ首長国連邦のドバイなど、中東乗り継ぎなら夏休みや年末年始の繁忙期で約30万円、その他の時期は約23万円に抑えることができます。

アイルランド留学に必要な国際航空券については別ページにてご案内していますので、ご一読ください。

現地で必要となるアイルランドでの35週間(約8週間)の生活費用について

アイルランドに到着した後、35週間(約8週間)、現地で留学生活を送るために必要な生活費について解説します。

学校が手配してくれる滞在先(ホームステイや学生寮)を除き、平日に通学するための交通費やスマホなどの通信費用を含め、アイルランドでの35週間(約8週間)の生活費は871,830円ほど必要になります。

アイルランドでの生活費用については別ページで項目ごとにいくら必要になるか、詳しく解説しています。

アイルランド渡航前にだけ加入できる海外留学傷害保険の金額

もう1つ、アイルランド留学をする際に加入しておくべき海外留学傷害保険の費用を紹介します。

アイルランド留学中、病気や怪我などにより、病院で診察や治療を受けると高額な医療費が必要となります。その費用をカバーできるのが海外留学傷害保険です。

海外留学傷害保険は、日本を出発される前にしか加入できません。また、アイルランドにある語学学校の多くは、短期留学でも保険加入を必須としているところも多いです。

35週間(約8週間)のアイルランド留学に必要な海外留学傷害保険の費用は166,370円からとなっています。

海外留学傷害保険の重要性については別ページで解説しているので、ご確認ください。

事前申請不要!アイルランドの学生ビザについて

もう1つ、アイルランドに35週間(約8週間)の留学をする場合、学生ビザの申請が必要になります。

他の国で学生ビザが必要になる場合、日本を出発する前に申請をしておかなければならない国がほとんどですが、アイルランドは事前申請が不要です。

アイルランドのビザ申請の方法については別ページで詳しく解説しているので、必ずご一読ください。

渡航前にビザ申請手続きをする必要がないため、必要書類を揃えることができれば、長期留学でも早いタイミングで出発できます。

なお、アイルランド渡航後には現地で書類を提出し、申請費用として300ユーロを支払う必要があります。

35週間(約8週間)のアイルランド留学に必要な費用総額

それでは、35週間(約8週間)のアイルランド留学に必要な費用をまとめてみます。

費用内容金額
語学学校¥2,877,000
国際航空券¥230,000
保険費用¥166,370
生活費用¥871,830
ビザ申請¥51,000
総額¥4,196,000

参加する学校やプログラム、滞在方法、留学時期によって金額に差は出ます。ご希望の学校、滞在方法や渡航時期をお知らせいただけましたらあらためて金額をご案内いたします。

35週間(約8か月)のアイルランド留学を選ぶ際の注意点

35週間(約8か月)を選ぶ際の注意点

他の英語圏へ語学留学をする場合、長期だと半年や1年といった期間で渡航される方が多いのですが、アイルランドは最長で35週間(約8か月)となります。

その理由や、35週間(約8か月)留学を選ぶ場合の注意点について解説します。

語学留学だと最長でも35週間(約8か月)の滞在許可が出ません

アイルランドに渡航後、ビザ(滞在許可)申請をする場合、語学留学だと最長でも35週間(約8か月)までしか滞在許可が出ません。

もし、1年間のアイルランド留学を希望する場合は、語学学校の申込期間を延長し、現地で2度目の滞在申請を行う必要があります。

この延長手続きは最大2回まで可能となっており、最長で24か月、約2年間まで語学留学をすることが可能です。

ただし、8か月のプログラム修了前に必ず英語力チェックのため、各学校が定める英語テストを受験しなければなりません。英語テストとしてTIE(Test of Interactive English)やTrinity ISE(Integrated Skills in English exam)、それからアカデミック英語試験となるIELTSやケンブリッジ英検などから選択することになります。

もし、長期アイルランド留学で英語力を徹底的に身に着けたい!という方は、英語プログラムを延長しながら、納得いくまで勉強することができます。

学校によって25週間の申し込みに対して長期休暇を付与してくれます

もう1つ、35週間(約8か月)のアイルランド留学をするには、学校が指定する25週間プログラムに申し込みを行うことで付与される休暇を利用する方法があります。

アイルランドの語学学校の多くが、25週間の長期留学特別プログラムを提供しており、それらには8週間~10週間の休暇が含まれています。

この休暇期間も、学校への参加期間として認められており、渡航後に滞在許可申請をすると、合計で最大35週間、約8か月の滞在が可能になります。

10週間の休暇期間は、アイルランド国内の小旅行や近隣ヨーロッパ諸国旅行、さらにアルバイトに利用することも可能。

アイルランドで英語を学びつつ、ヨーロッパでいろいろなものを見て回りたい、アルバイトをして就労経験を積みたいという方におすすめの選択肢です。

ワーキングホリデービザで学校に通いながら1年間滞在する

日本人は、アイルランドにワーキングホリデービザを取得して渡航することも可能です。

ワーキングホリデービザだと、最長1年間の滞在が許可されており、語学学校に通うことも認められているため、長期の英語留学にも利用できます。

1年間、すべて語学学校に通う必要はないため、語学力に合わせて最初の3か月だけ、または25週間の長期特別プログラムに参加し、語学力をアップさせることで希望の職種でアルバイト探しをすることができます。

ただし、ワーキングホリデービザ申請は人生で1度しか利用できません。そのため、最初は25週間+10週間の長期プログラムに参加して英語力をアップさせ、その後一旦帰国した上でワーキングホリデービザを申請する、という選択もあることを留意しておきましょう。

アイルランドのワーキングホリデービザについては別ページで詳しく紹介しているので、ご一読ください。

いずれの場合も、目的や希望期間などによって滞在方法を選ぶべきです。アイルランド長期留学をご検討される場合はぜひ一度、アイルランド留学シャムロックにお気軽にご相談ください。

35週間(約8か月)のアイルランド留学におすすめの語学学校

35週間(約8か月)のアイルランド留学を希望する方におすすめの語学学校を3校、選出しました。

それぞれの特徴も紹介していますので、ぜひご参照ください。

OHCダブリン校

学校外観

アイルランドだけでなく、イギリスやアメリカなどにも校舎を持つ語学学校Oxford House College(OHC)、そのダブリン校はトリニティカレッジのすぐそばにあります。

ダブリンにあって留学費用がリーズナブルな上、中心部にあるため通学のアクセスも非常に良いです。

一般英語だけでなく、IELTS試験対策プログラムも提供しているので、徹底的に英語力をアップしたい方におすすめの語学学校です。

OHCダブリン校の詳細情報を見る

Emerald Cultural Institute

学校外観

ダブリン南部の高級住宅街にある語学学校Emerald Cultural Instituteには、日本人スタッフがいます。

アイルランド留学中の生活に関するお悩みはもちろん、アルバイト探しのコツなどを日本語で教えてもらえるため、長期アイルランド留学をお考えの方におすすめの語学学校です。

Emerald Cultural Instituteの詳細情報を見る

ダブリンシティユニバーシティ(DCU)

キャンパス風景

ダブリン北部にあるダブリンシティユニバーシティ(DCU)は、アイルランドにある大学の中でも就職率が高い国立大学です。

オンキャンパス英語レッスンを受講できるため、大学生が1年間、休学をして留学する場合に認定留学として申請しやすいメリットがあります。

ダブリンシティユニバーシティ(DCU)の詳細情報を見る

35週間(約8か月)のアイルランド留学に関する情報まとめ

35週間(約8か月)のアイルランド留学に必要な費用や渡航時の注意点およびおすすめの学校について解説しました。

91日以上のアイルランド留学には、ビザ(滞在許可)申請が必須となりますが、35週間(約8か月)になると目的に合わせた留学タイプを選ぶ必要があることを覚えておいてください。

アイルランド留学にご興味をお持ちいただき、学校や渡航先選びに迷っていらっしゃるのであれば、是非一度、アイルランド留学シャムロックにご相談ください。

アイルランド留学シャムロックは、カウンセリングを含むご相談や学校手続き、ビザ申請やアイルランドご到着後のサポートまで完全無料、最安値保証にてご案内しています。

アイルランド留学に関するご質問やお問合せを心よりお待ちいたしております。

問い合わせをしてみる

この記事を書いた人

アイルランド留学シャムロック編集部
アイルランド留学シャムロック編集部
雄大な自然や歴史的な建造物が残るアイルランドに魅了されたスタッフがその素晴らしさを紹介するため運営しているアイルランド留学シャムロック。より多くの人にアイルランド留学をしてもらうため、留学業界10年以上のエキスパートがアイルランドの最新情報をお届けしています。語学留学だけでなく、大学進学や高校留学まで最適なアイルランド留学を提案いたします。
PAGE TOP