
夏休みや春休み、年末年始のお休みを利用し、2週間の短期アイルランド留学に参加される方は多いです。
先に気になる2週間のアイルランド留学に必要な費用をお伝えすると、学校費用や国際航空券代、渡航後の生活費などを含めて¥494,000(2025年6月)が必要です。
このページでは、2週間のアイルランド留学に必要な費用は他の英語圏と比較して本当に安いのか、具体的な数字と一緒に解説しています。
「中学生や高校生が2週間だけアイルランド留学をしても意味がない」と思われる方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。
2週間留学で得られるメリットやデメリットになりうる注意点についても解説します。
中学生や高校生、大学生の2週間留学におすすめの語学学校も紹介しているので、ぜひ最後までお付き合いください。
アイルランド留学は安い?2週間の学校費用を他の英語圏と比較してみた

海外留学で一番気になるのが必要な費用。英語圏の中でアイルランド留学に必要な費用は安いと言えるのでしょうか?
留学費用を比較するため、世界各地に校舎を構える語学学校EF Education Firstの費用を参照してみます。
世界各国・各都市には、費用が比較的安い語学学校から、充実した施設や高度な教育メソッドを提供するやや高額な語学学校まで、さまざまな選択肢があります。
そのため、国ごとに異なる語学学校を選ぶと費用に差が出てしまい、不公平になる可能性があります。そこで、アイルランド・ダブリンをはじめ、世界中に校舎を展開している語学学校EF Education Firstを採用しました。
ただし、フィリピン、セブ島には、EFの校舎がないため、セブ島で人気の高い語学学校CPILSに参加(平日4コマのマンツーマンレッスン+4コマのグループレッスン、学生寮2人部屋で1日3食のビュッフェ付き)する際の費用で算出しています。
また、比較表の費用には、以下の料金が含まれています。
- 学校申込金
- 英語レッスン費用(平日の午前または午後のみの半日、フィリピン・セブ島はマンツーマン4コマ+グループレッスン3コマ)
- ホームステイ相部屋、朝・夕食付(フィリピン・セブ島は学生寮2人部屋、1日3食ビュッフェ付き)
- 往路、各空港でのお出迎えおよび滞在先への送迎
国・都市 | 費用 |
---|---|
アメリカ ニューヨーク | ¥334,400 |
カナダ バンクーバー | ¥228,600 |
イギリス ロンドン | ¥267,400 |
オーストラリア シドニー | ¥252,200 |
ニュージーランド オークランド | ¥253,200 |
マルタ | ¥215,000 |
フィリピン セブ島 | ¥234,000 |
アイルランド ダブリン | ¥247,600 |
上記の比較表から、アイルランドはフィリピンやカナダ、マルタと同じように学校費用が非常にリーズナブルであることがお分かりいただけるかと思います。
2週間のアイルランド留学に必要な費用を項目別に紹介します

アイルランドでの2週間の短期留学には実際、どのくらい費用がかかるのでしょうか?
学校費用やアイルランドまでの国際航空券、渡航後の生活費や渡航前にしか加入できない海外留学傷害保険の金額まで、2週間のアイルランド留学に必要な費用をそれぞれ紹介していきます。
短期2週間のアイルランド語学留学に必要な学校費用
まず、アイルランドに2週間、短期留学する場合に必要な学校費用がどのくらいかかるのか、調べてみました。
以下の学校費用比較表は、弊社でご紹介しているアイルランド国内にあるおすすめの語学学校の費用を以下、一覧にしてみました。
なお、以下の金額を含む料金一覧となっています。
- 学校申込金
- 英語レッスン費用(平日の午前または午後のみの半日)
- 各学校が手配するホームステイ(個室、朝・夕食付)での滞在費用
- 学校が指定するアイルランド空港でのお出迎えおよび滞在先への送迎費用
以下の費用は2025年6月時点での海外送金レート(T.T.S)にて算出しています。
学校名 | 学費 | 日本円 |
---|---|---|
Cork English Academy | €915 | ¥151,000 |
Cork English World | €943 | ¥156,000 |
Ulearn English School | €1,035 | ¥171,000 |
University of Limerick Language Centre | €1,066 | ¥176,000 |
Bridge Mills Galway Language Centre | €1,095 | ¥181,000 |
ICOT Collegeダブリン校 | €1,100 | ¥182,000 |
ELIダブリン校 | €1,120 | ¥185,000 |
OHCダブリン校 | €1,125 | ¥186,000 |
Active Language Learning | €1,150 | ¥190,000 |
International School of Englishダブリン校 | €1,190 | ¥197,000 |
Limerick Language Centre | €1,210 | ¥200,000 |
Irish College of English | €1,303 | ¥216,000 |
City Language School | €1,320 | ¥218,000 |
Honor School of English | €1,360 | ¥225,000 |
TWIN English Centreダブリン校 | €1,360 | ¥225,000 |
The Linguaviva Centre | €1,370 | ¥227,000 |
Delfin English School | €1,390 | ¥230,000 |
Atlras Langauge Schoolダブリン校 | €1,400 | ¥232,000 |
Cork English College | €1,410 | ¥233,000 |
EFダブリン校 | – | ¥247,600 |
DCU International Academy | €1,505 | ¥249,000 |
ihダブリン校 | €1,515 | ¥251,000 |
Centre of English Studiesダブリン校 | €1,523 | ¥252,000 |
ECダブリン校 | €1,564 | ¥259,000 |
KAPLANダブリン校 | €1,575 | ¥261,000 |
ATC Language Schoolsダブリン校 | €1,590 | ¥263,000 |
Emerald Culrual Institute | €1,690 | ¥280,000 |
Galway Cultural Institute | €1,795 | ¥297,000 |
平均 | €1,319 | ¥209,000 |
上記費用は、学校の基本料金から算出し、100の位を四捨五入した金額です。
キャンぺーンお知らせページをチェックして、お得な割引がないか確認してみましょう。
この費用には、夏季(6月~9月)および年末年始にご参加される場合の追加料金は含まれていません、ご留意ください。
上記の比較表からお分かりいただけるように、アイルランドに2週間の短期留学をする場合、語学学校に支払う費用は平均209,000円です。
アイルランド留学する場合に必要な国際航空券と渡航費用について
次に、日本からアイルランドまでの渡航に必要な国際航空券がいくらくらいなのかチェックします。
日本からアイルランドへの直行便は就航していないため、ダブリンをはじめとする目的空港まではヨーロッパや中東で必ず1回、乗り継ぎが必要となります。
ヨーロッパ乗り継ぎ便をご利用になる場合、国際航空券費用は夏休みとなる7月半ばから8月お盆開け、または12月のクリスマス前から年末年始にかけては往復で約35万円、その他の時期でおおよそ約29万円ほど必要です。
一方、アラブ首長国連邦のドバイなど、中東乗り継ぎなら夏休みや年末年始の繁忙期で約30万円、その他の時期は約23万円に抑えることができます。
アイルランド留学に必要な国際航空券については別ページにてご案内していますので、ご一読ください。
現地渡航後に必要なアイルランドでの1週間の生活費用
続いて、アイルランドに到着した後、現地で暮らしていくために必要な生活費を確認します。
学校が手配してくれる滞在先(ホームステイや学生寮)を除き、平日に通学するための交通費やスマホなどの通信費用を含め、アイルランドでの2週間の生活費は49,460円ほど必要になります。
アイルランドでの生活費用については別ページで項目ごとにいくら必要になるか、詳しく解説しています。
アイルランド渡航前にだけ加入できる海外留学傷害保険の金額
もう1つ、アイルランド留学をする際に加入しておくべき海外留学傷害保険の費用を紹介します。
アイルランド留学中、病気や怪我などにより、病院で診察や治療を受けると高額な医療費が必要となります。その費用をカバーできるのが海外留学傷害保険です。
海外留学傷害保険は、日本を出発される前にしか加入できません。また、アイルランドにある語学学校の多くは、短期留学でも保険加入を必須としているところも多いです。
2週間のアイルランド留学に必要な海外留学傷害保険の費用は5,760円からとなっています。
海外留学傷害保険の重要性については別ページで解説しているので、ご確認ください。
1週間のアイルランド短期留学に必要な費用総額
ここまで紹介してきた2週間のアイルランド留学に必要な費用の総額は以下となります。
費用内容 | 金額 |
---|---|
語学学校 | ¥209,000 |
国際航空券 | ¥230,000 |
保険費用 | ¥5,760 |
生活費用 | ¥49,460 |
総額 | ¥494,000 |
参加する学校やプログラム、滞在方法、留学時期によって金額に差は出ます。ご希望の学校、滞在方法や渡航時期をお知らせいただけましたらあらためて金額をご案内いたします。
2週間のアイルランド短期留学を選ぶ場合メリット&デメリット

2週間の短期アイルランド留学で極端な英語力のアップは難しいです。しかし、2週間だけのアイルランド滞在でも、帰国後の英語学習に大きな影響を与える可能性は大いにあります。
また、限られた2週間だけの滞在を無駄にしないよう注意すべき点もあるので、紹介していきます。
中学生や高校生にとって英語が勉強ではなくコミュニケーションツールになる
中学生や高校生が夏休みに2週間、アイルランドへ短期留学をしても、急激に英語力が向上するわけではありません。しかし、英語に対する意識を大きく変えるきっかけになります。
留学先では世界各国から同世代の生徒が集まり、共通言語として英語を使って交流することになります。お互いに母語ではない英語を使って懸命に会話することで、自然と「英語=勉強」ではなく「英語=友達とつながる道具」としての認識が芽生えます。
さらに、次のような経験が、英語への興味を深める要因となります。
- 平日のレッスンやグループ活動で協力しながら英語を学習
- 学内外アクティビティを通じて自然な英会話の機会を持つことができる
- 帰国後もSNSなどで英語による交流が継続できる
このように、短期2週間のアイルランド留学でも「英語を使う楽しさ」を実感できる点が大きなメリットであり、受験科目として嫌々勉強していた英語が、友達と心を通わせるためのツールへと変化します。
大学生なら休学・認定留学や大学院進学、ワーホリの下見に最適
大学生にとって、2週間のアイルランド留学は将来の選択肢を広げるための有意義なステップとなります。
英語レッスンを受けながら、現地の文化や生活を体験するだけでも十分価値がありますが、それ以上に休学・認定留学を検討している方にとって希望するカレッジや大学の下見をすることも可能です。
- 休学しての長期留学を検討中の場合:現地の大学やカレッジを訪問し、キャンパスの雰囲気や生活環境を実際に確認できる
- 大学院進学を視野に入れている場合:希望する専攻や指導教授の情報収集、施設見学ができる
- ワーキングホリデーを考えている場合:生活コストや街の規模、現地の雰囲気を短期間でつかめる
週末や放課後を利用すれば、アイルランド国内にあるその他の都市にも足を延ばすことができ、複数の教育機関や地域を比較検討するチャンスとなります。
このように、短期2週間でも現地のリアルな生活や進学・就労環境を体験できることが、大学生にとってのアイルランド短期留学の大きなメリットです。
1度しかない週末の利用方法をあらかじめ考えておく
2週間のアイルランド留学では、滞在期間が限られているため、週末は非常に貴重な時間となります。
この1回きりの週末をどう過ごすかによって、留学全体の充実度が大きく変わります。アイルランド国内の観光地を巡るのはもちろん、ロンドンやパリなど近隣のヨーロッパ諸国への小旅行も視野に入ります。
効果的に週末を活用するためのポイントは以下の通りです。
- 出発前に行きたい場所ややりたいことを明確にする
- 交通手段(バス・飛行機)の時間と料金を調べておく
- 宿泊先や現地での移動方法も事前に検討する
一方で、アイルランドに到着してからプランを立てようとすると、情報収集や迷いに時間を取られ、結局クラスメイトに流されてしまうことも少なくありません。
それも楽しい経験にはなりますが、自分の希望をしっかり叶えるためには、あらかじめ計画を立てておくことが大切です。
短期2週間のアイルランド留学におすすめの語学学校をご紹介します
アイルランドでの2週間留学におすすめの語学学校を3校、ピックアップしました。
いずれも首都ダブリンの中心部にあるため、短い期間でアイルランドの基本的な観光スポットを訪れることができます。
Emerald Cultural Institute

語学学校Emerald Cultural Instituteは、ダブリン南部にある高級住宅街の中に校舎を構えています。
校舎のそばには、名門大学トリニティカレッジの学生寮があり、夏の間、学生が不在の際にサマープログラムを提供。
名門校の学生寮に滞在しながら、英語レッスンとアクティビティを楽しむことができるため、中学生や高校生に高い人気を誇ります。
EFダブリン校

語学学校EFは、世界中に校舎を展開しており、独自開発した英語習得メソッドや充実したアクティビティで年齢を問わず人気があります。
日本にも事務所があり、アイルランド留学中にご家族が心配な場合、日本時間で直接問い合わせできるので安心です。
英語だけでなくアイルランドの文化を楽しみたい方にもおすすめの語学学校です。
ダブリンシティユニバーシティ(DCU)

ダブリン北部にある国立大学、ダブリンシティユニバーシティ(DCU)はアイルランドでも比較的新しい大学で、世界的な評価も高い学校です。
学内で留学生向け英語プログラムを提供しており、大学キャンパス内で語学を学ぶことができます。
大学生の2週間アイルランド留学でも非常に人気が高いため、お早目のお問い合わせ、お申込みをおすすめしています。
2週間の短期アイルランド留学まとめ
短期2週間のアイルランド留学に必要な費用とメリットやデメリット、およびおすすめの学校について解説しました。
2週間の海外留学で渡航先に迷っていらっしゃるのであれば、是非一度、アイルランド留学シャムロックにご相談ください。
アイルランド留学シャムロックは、カウンセリングを含むご相談や学校手続き、アイルランドご到着後のサポートまで完全無料、最安値保証にてご案内しています。
アイルランド留学に関するご質問やお問合せを心よりお待ちいたしております。
この記事を書いた人

- 雄大な自然や歴史的な建造物が残るアイルランドに魅了されたスタッフがその素晴らしさを紹介するため運営しているアイルランド留学シャムロック。より多くの人にアイルランド留学をしてもらうため、留学業界10年以上のエキスパートがアイルランドの最新情報をお届けしています。語学留学だけでなく、大学進学や高校留学まで最適なアイルランド留学を提案いたします。