
アイルランド留学を検討するなら、首都ダブリンは外せない選択肢です。
ダブリンは歴史と近代が融合した魅力的な都市であり、留学生にとって学びやすく暮らしやすい環境が整っています。
世界中に名を知られた名門、アイルランド国立大学(トリニティカレッジ)をはじめ、評価の高い大学やカレッジが多く、中心部から郊外にかけてたくさんの語学学校もあります。
また、交通インフラも発達しており、中心部およびその周辺での移動やアイルランド国内のその他の都市への移動にも困ることがありません。
さらに、ダブリンの街中には見逃せない観光スポットが点在し、学びながらアイルランドの文化や歴史に触れることができます。
このページでは、基本情報から日本からのアクセス方法など、ダブリンの都市情報を詳しく紹介しています。
アイルランドの首都ダブリンでの留学を成功させるための情報を、長年の留学カウンセラー経験をもとにお届けします。
アイルランドの首都ダブリンの基本情報
ダブリンは、アイルランドの首都であり、経済や政治の中心地でもあります。また、ヨーロッパでも有数の金融、ITで発展している都市です。
そのダブリンの基本情報を紹介します。
ダブリン基本情報
正式名称 | ダブリン 英:Dublin |
---|---|
人口 | 約120万人 |
地方 | レンスター |
時間帯 | グリニッジ標準時 |
市外局番 | (+353)1 |
位置 | アイルランド東部 リフィー川沿い |
日本からダブリンへ行く方法

日本からダブリンへ向かう場合、直行便のフライトは就航していないものの、アイルランドの玄関口となっているダブリン空港まではヨーロッパや中東などの各都市で乗り継ぎをすれば向かうことができます。
ダブリン空港から中心部までは高速バスや路線バス、タクシーなどで約30分強で到着できます。
その他の都市へのアクセスについて
ダブリンにはアイルランド各都市へ向かう鉄道駅が2つあります。
1つはアイルランドの北部や北西部、東部に伸びるコノリー駅で、北アイルランドやドロヘダへと向かうことができます。
もう1つはヒューストン駅で、こちらはアイルランド西部や南西部の都市への移動に利用します。コークやゴールウェイ、リムリックに向かう場合はこちらの駅から出発します。
どちらの駅もバスや路面電車ルアスでのアクセスが良く、週末などを利用したアイルランド国内各都市への小旅行を気軽に楽しむことができます。
アイルランド留学でダブリンを選ぶ理由

アイルランドの中でも留学先にダブリンを選ぶ方は非常に多く、人気の高い都市です。
なぜ、ダブリンが選ばれているのか、その理由を紹介します。
交通インフラが整っていて生活しやすい
ダブリン中心部にはバス、路面電車ルアス、それから近郊都市へとつながる鉄道駅も揃っており、移動が非常に楽です。
しっかりと勉強した後、ダブリンでもにぎやかなオコンネル通りやテンプルバーなどへも簡単に出かけることができます。
アイルランドの中でも留学生活の利便性が高い都市として、ダブリンは人気があります。
学生ビザ申請はダブリンのGNIBで行います
アイルランドに長期留学する場合、学生ビザの申請(正しくは日本を出発する前に揃えた書類をGarda National Immigration Bureau(GNIB、入国管理局)に提出)する必要があります。
そのGNIBは、ダブリン中心部にあることから、長期留学をする場合に地方都市からダブリンまで移動する手間がありません。
ダブリン留学中の見逃せない観光スポット

ダブリンは、アイルランドの中でも観光スポットが多い都市でもあります。
テンプルバーから徒歩数分の場所にあるダブリン城は、13世紀初頭に建設され、イギリス支配の中心地として長い歴史を持つアイルランドでも人気の観光スポットです。
現在は政府機関と観光地として使われ、バイキングの発掘現場や中世の塔、美しい庭園、芸術品の展示など見どころが豊富であり、ガイドツアーで歴史を深く学べるのも魅力です。
そのダブリン城からデイムストリート沿いに歩くこと約15分の場所にトリニティカレッジ(アイルランド国立大学ダブリン校)のキャンパスがあります。
1592年創立のアイルランド最古の大学で、ケルズの書を所蔵する美しい図書館が有名です。ジョージアン様式の建物と緑豊かなキャンパスは散策にも最適。歴史と学問の香りを感じながら、貴重な書物や荘厳な空間を体感できます。
トリニティカレッジやその他のカレッジ、大学の学生が週末に集まり、賑わいを増すのがテンプルバー。
ダブリンの活気あふれるパブ街で、伝統音楽やアート、地元グルメが楽しめます。1000軒近いパブが集まり、昼夜問わず賑わうエリア。アイリッシュパブ文化やアートの発信地としても有名で、散策だけでも楽しい雰囲気です。
また、ビール好きな方なら外せないのがギネスストアハウスです。
アイルランドを代表するビール「ギネス」の歴史や製造工程を体験できる施設。展示や試飲、最上階の展望バーからの眺望が人気。ビール好きはもちろん、ダブリンの産業文化を知るにもおすすめです。
お酒ついでにもう1つ、トリニティカレッジすぐそばにあるのがアイリッシュウィスキー博物館で、近年、人気が急上昇しているウィスキー好きな大人に大人気の観光スポットとなっています。
その他にも、1191年創建、アイルランド最大のゴシック大聖堂である聖パトリック大聖堂は、荘厳なステンドグラスや歴史的展示が見どころで、『ガリバー旅行記』の著者ジョナサン・スウィフトが司祭を務めたことでも有名です。
また、クライスト・チャーチ大聖堂は、約千年の歴史を持つダブリン最古の大聖堂であり、ロマネスクとゴシックが融合した壮麗な建築と、市内最古の地下室が特徴です。鐘楼や宝物展示もあり、バイキング時代から続くダブリンの歴史を肌で感じられるスポットです。
これらの他にもダブリン中心部にはさまざまな博物館や美術館などの見逃せないスポットが多く、さらに鉄道やバスを利用すれば近郊の自然の中で気分をリフレッシュするこもできます。
アイルランド・ダブリンへの留学で注意すべき点

観光旅行だけでなく、留学先としても人気のダブリンですが、留学中に気を付けなければならないこともあります。
ダブリンを選ぶ際に注意すべき点について解説します。
気を付けるべき地域について
ヨーロッパの中でも治安が良い国として知られるアイルランドですが、首都ダブリンは人の数も多く、その分、どうしても治安面のリスクは生じます。
観光場所ではスリ、置き引きが発生することもあるため、荷物の持ち方、置き方には注意が必要です。日本と同じようにカフェなどでテラスの席を確保するのに荷物を置いておくのはNG。
オーダーを済ませてから席を確保し、くれぐれも荷物を手放さないように注意しましょう。
また、テンプルバーは夜だけでなく日中でもお酒を飲んで気分が良くなっている人が歩いています。酔っぱらいに絡まれてもいいことはないので、歩くときは注意してください。
夜になればその数も増えるので、お酒を飲み過ぎないように気を付けながらトラブルを避けるようnしましょう。
その他、ダブリンの中心部を東西に流れるリフィー川でも北部側はあまり治安が良くない地域が多いです。
オコンエル通りを北上すると見えてくる大きな鉄塔、The Spireからさらに歩き続けると少しずつ雰囲気が変わってくるのが分かります。
人通りが減り、観光客があまり多くない通りを歩く際は注意するようにしましょう。
もし、トラブルに巻き込まれたら恥ずかしがらずに大きな声を出すこと、それから警察への電話、112または999に迷わず連絡しましょう。
長期留学で滞在先を探す際のポイント
アイルランドへの長期留学で、滞在先としてダブリンを選ぶ場合に悩まされるのが滞在先探しです。
ダブリンの地価は高騰を続けており、それに伴い、学生寮やレジデンスの料金も値上がりしています。
ダブリンの学校で知り合った学生と一緒にシェアアパートを探す場合も、中心部になればどうしても高くついてしまいます。
先に紹介した通り、ダブリンは交通のアクセスが非常に良い都市なので少し中心部から離れても通学に困ることはありません。
路面電車ルアス沿いに、中心部から少し離れた場所で部屋を探せばリーズナブルなシェアアパートが見つかることもあります。
予算に合わせ、無理のない金額で借りられる部屋を見つけ、ダブリン留学を実り多いものにしてください。
アイルランドの首都ダブリンへの留学相談ならアイルランド留学シャムロックへ
アイルランドの中でも留学先として選ぶ方の多い、首都ダブリンについて解説しました。
ダブリンには、語学学校はもちろん、カレッジや大学も多く、どの学校を選べば良いか迷うことも少なくありません。
アイルランド留学シャムロックはカウンセリングやお見積り、学校手続きや学生ビザ申請のサポートまで完全無料(カレッジや大学への学位コース出願を除く)、最低価格保証をしています。
以下よりぜひ一度、お気軽にご相談ください。
この記事を書いた人

- 雄大な自然や歴史的な建造物が残るアイルランドに魅了されたスタッフがその素晴らしさを紹介するため運営しているアイルランド留学シャムロック。より多くの人にアイルランド留学をしてもらうため、留学業界10年以上のエキスパートがアイルランドの最新情報をお届けしています。語学留学だけでなく、大学進学や高校留学まで最適なアイルランド留学を提案いたします。
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