
アイルランド留学に向けての準備で必要なのが、滞在期間に応じた海外留学傷害保険の検討です。
3ヶ月以上の長期留学では、ビザ申請要件を満たすためにも保険加入が必須ですが、3ヶ月未満の短期アイルランド留学では必ずしも加入が必要なものではありません。
とはいえ、万が一の怪我や疾病に備え、海外留学傷害保険に加入しておくと安心してアイルランド留学に参加できます。
このページでは、アイルランド留学をする方におすすめしたい、海外留学傷害保険について詳しく解説します。
クレジットカード付帯保険が利用できるケースもありますが、適用条件や保障内容には注意が必要です。
アイルランド留学生活中の不安を最小限に抑えるためにも、出発前に自分に合った海外留学傷害保険への加入を検討しましょう。
アイルランド留学をするのに海外留学傷害保険は必要?
アイルランド留学をする際、海外留学傷害保険への加入は短期、3ヶ月未満の場合、義務ではありません。
しかし、アイルランド留学中の病気やケガ、盗難などのトラブルに備えるため、多くの方が海外留学傷害保険に加入しています。
3ヶ月以上の長期アイルランド留学でビザ申請を行う場合、海外留学傷害保険への加入は必須です。
海外留学傷害保険に加入すると、以下のメリットがあります。
- 高額な治療費を補償
- 24時間日本語サポートで安心
- 盗難や損害賠償にも対応
- キャッシュレス医療サービスが利用可能
日本は国民皆保険制度があることから、ちょっと熱っぽいと病院に行き、診察を受けて処方箋を出してもらい、薬を買います。
保険による医療費のカバーがあることから、日本人にとっては当たり前のこの流れですが、海外では状況が異なります。
保険費用が高く、加入していない人がほとんどであるため病院で診察、治療を受ければ全額負担。入院や手術などになると莫大なお金が必要になります。
アイルランドで万が一、事故に巻き込まれたり、大病を患ってしまったりすると、入院費や治療費が留学費用よりも高くなることが少なくありません。こうした高額な医療費をカバーできるのが海外留学傷害保険です。
加入すると、日本語で24時間相談できる専用連絡先を得られるだけでなく、指定病院であれば立替なしのキャッシュレス医療サービスを利用することができます。
また、保険内容によっては荷物の盗難や誤ってモノを壊してしまった場合などの損害賠償にも対応しています。
一方、デメリットとしては、アイルランド留学の期間に合わせて保険料が高額になってしまうことや持病や歯科治療が補償対象外となることなどが挙げられます。
とはいえ、アイルランド留学中のリスクに備え、安心して学業に専念するために、適切な海外留学保険への加入を前向きに検討することをおすすめします。
アイルランドに長期留学する場合は海外留学傷害保険への加入が必須

3ヶ月以上のアイルランドに長期留学する場合、海外留学傷害保険への加入が必須条件となっています。
学生ビザ申請時に、英文で発行された保険加入証明書の提出が義務付けられており、アイルランド渡航後の外国人登録の際にも同書類の提出が求められます。
3ヶ月以上のアイルランド留学(ワーホリ含む)の手配をアイルランド留学シャムロックにご依頼いただいた方には、別途、保険のプロから最適な保険のご案内をさせていただいております。
ビザ申請に必要な保険の種類や保障額について
海外留学傷害保険には、さまざまな種類やプランが用意されています。
長期アイルランド留学に必要な学生ビザ申請時に提出する保険については、疾病だけでなく事故などでの怪我のため病院での診察および治療に必要な費用をカバーしている必要があります。
また、保険には、日本で出発前にのみ加入できる海外留学傷害保険の他、アイルランドの民間保険や大学などの団体保険といった種類もあります。
基本的にはじめてのアイルランド留学でビザ申請を行う場合、日本の海外留学傷害保険へ加入し、英文の付保証明書を発行してもらってビザ申請を行います。
必要な保障額については、最低でも医療費について30,000ユーロ以上をカバーできる保険に加入しておきましょう。
海外留学傷害保険っていくらくらい?
ここまで海外留学傷害保険の重要性について説明してきました。
加入した方が良さそう、と感じてはいただけたものの、やはり気になるのは費用ですよね。
海外留学傷害保険の中でも比較的リーズナブルなジェイアイ傷害火災保険の「t@biho(たびほ)」の金額を期間別に調べてみました。
期間 | 保険料 |
---|---|
1週間 | ¥3,400 |
2週間 | ¥5,760 |
4週間 | ¥10,870 |
8週間 | ¥28,720 |
12週間 | ¥38,090 |
24週間 | ¥80,440 |
48週間 | ¥166,370 |
いかがでしょうか?万が一、何かが起きた時に保険費用として上記をあらかじめ支払っておけば、アイルランド留学中に事故や病気に遭遇しても、安心して病院にかかることができると考えると、安くはないものの、高すぎるということはないと思います。
短期留学ならクレジットカードの付帯保険でも良い?

アイルランドに3ヶ月以下の短期留学をする場合、クレジットカードの付帯保険を利用したいという方も多くいらっしゃいます。
ただし、クレジットカードの付帯保険を利用する際は、事前にいくつかの確認が必要です。
まず、クレジットカード保険は「航空券などの代金をそのカードで支払った場合のみ有効」など、適用条件が定められていることがあります。また、緊急時対応のために、保険会社に「英文付保証明書」の発行を依頼しておくことも重要です。
クレジットカードの付帯保険を利用する場合は、以下のポイントを確認しておきましょう。
- 保険の適用条件(自動付帯か利用付帯か)
- 保険期間(アイルランド留学期間をすべてカバーできるか)
- 補償内容(治療費用、救援費用、賠償責任などの範囲や上限)
- 緊急時の連絡先と日本語対応の有無
アイルランド留学シャムロックでは、短期留学に参加される方にも海外留学傷害保険のプロフェッショナルからの案内を提案させていただいております。
アイルランド留学までに保険選びのプロフェッショナルにご相談を
アイルランド留学では、滞在期間に応じて保険加入の要否が異なります。
3ヶ月以下の短期留学の場合、保険への加入は任意ですが、万が一に備えて加入をおすすめします。
もし3ヶ月以上の長期アイルランド留学に参加される場合は、ビザ申請のために海外留学傷害保険への加入が必要になります。
留学保険は高額な医療費を補償し、24時間日本語サポートやキャッシュレス医療サービスも利用できるため、非常に便利です。
安心してアイルランド留学中、勉強に集中するためにも海外留学傷害保険への加入をご検討ください。